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バイオものづくり

気候変動問題に対する危機意識から、社会課題の解決に対して経済成長だけを追い求めるのではなく、持続可能性を意識した産業活動が重要になっており、世界的に「バイオものづくり」産業に大きな期待が集まっています。ミーバイオでは、微生物の代謝経路の制御を光によってコントロールできるという「光スイッチタンパク質」技術を用いて、バイオものづくりの課題である目的物質生産のスケールアップに対して、またこれまで作ることが困難であった目的物質(毒性が強いものなど)の生産を可能にするソリューションを提供します。これにより、独自の光スイッチ生産システムを確立し、このシステムをプラットフォームとして、世界のカーボンニュートラルに貢献します。

光スイッチバイオ生産システム

私たちが、なぜ、光制御技術を用いるのか。バイオものづくりの菌体や生産技術の研究開発において、これまでも微生物の代謝を「制御」する技術が求められてきました。研究分野では、古くから誘導剤(IPTG)など化合物を添加することによって代謝経路を制御することで、目的物質の高生産に関する研究がなされてきました。ただ誘導剤には、非常に高価である、OFFであり続けることが難しい(リークが出る)など、バイオものづくり産業に用いるには、いくつかの致命的な課題があります。私たちの光制御技術は、それらの課題を同時に解決し、リアルタイムで微生物の代謝経路のON/OFFを制御することで、高効率・低コストのみならず、これまで難しかった目的物質の生産を果たすなど、バイオものづくり産業の生産システムに革新的なブレークスルーを起こすと考えています。

光照射において、私たちの光制御技術は、短時間の照射で「非可逆的」に代謝経路のON/OFF制御が可能になります。この技術により、タンクの内部全体に、長時間照射している必要がなく、バイオものづくり産業に適した生産システムの設計が可能になります。

研究用試薬・コンディショナルノックアウトマウス
光スイッチタンパク質を活用した共同研究に関して
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